2008年12月26日金曜日

2009年元旦礼拝のご案内

ルーテル三鷹教会の2009年元旦礼拝1/1(木) 11:00よりチャペルにて行われます。
どなたでもお気軽にお越し下さい。お待ちしています。

[説教要旨]2008/12/21「暗闇にさす光」

待降節第4主日

初めの日課 ゼファニヤ 3:14-17 【旧約・ 1474頁】
第二の日課 フィリピ 4:2-7【新約・ 365頁】
福音の日課 ルカ 1:67-79 【新約・102頁】

 洗礼者ヨハネの誕生に際して、口を閉ざしていた父親ザカリヤは聖霊に満たされて預言する。「これらは神の憐れみの心による。この憐れみによって、高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの歩みを平和の道へと導く」。それは、来るべきキリストの誕生を示していた。
 17世紀の画家、レンブラントが描く主イエスの誕生の絵がある。そこでは、暗闇の中で家畜小屋だけが明るく描かれている。その光の差す元を辿ってゆくと、闇に閉ざされた家畜小屋の中から光が差していることがわかる。しかし、さらによく見るならば、それは小屋の中のランプやたき火から光が放たれているのではなく、生まれたばかりの主イエスが光の源として描かれていることがわかる。闇の中にさす光、それは主イエスご自身なのである。主イエスは、闇のそのただ中に光をもたらされたのである。
 誰しもが、心の中に闇を抱えている。そしてそれはただ個人の持つ闇なのではなく、その社会そのものが抱えている闇の一部でもある。不安定な状況の中で働く労働者が解雇されることを嘆く私達は、それが我が身に起こることに怯え、また少なくともまだ自分がそうでないことに安堵する。社会に渦巻く不安と恐れの中で、弱い者がさらに弱い者を苦しめ、互いに憎み合い、対立する。私の心の中の闇と、私を取り巻く世界の闇は、その根底においてつながっているものなのである。その闇の中で、私達は孤独と不安に震えながらも、他者を恐れ、一人で留まることが出来るだけである。
 しかし、その闇のただ中に、主イエスはやって来られる。その出来事が起こる時、私達を隔てている闇は打ち砕かれる。そこにはもはや、もっともらしい理屈など不要である。主イエスが、この世に来られたという出来事だけで、既に十分なのである。闇に閉ざされたこの世に、そして闇に閉ざされた私達の内に主イエスは光をもたらされる。その光は、十字架の死と復活によって、この世の闇を打ち砕かれた方がもたらされた光である。その光は私達を孤独の闇から解き放つ。

2008年12月6日土曜日

2008年 0422市民クリスマス

恒例の武蔵野・三鷹地域のキリスト教会・諸団体によるエキュメニカルな市民クリスマスです。
どなたでもお気軽にご参加下さい(入場無料)。点訳プログラム・手話通訳もあります。

12/13(土) 18:30-20:00 カトリック吉祥寺教会にて
メッセージ「すべての人に光を」マリップ・センブさん(カチン民族機構日本事務局長)

クリスマスグッズマーケットが同日16-18:15、同会場で開かれます。こちらもどうぞお立ち寄り下さい。

0422市民クリスマス(東京YMCAのサイトからPDFをダウンロード出来ます。)

2008年クリスマスの諸行事のご案内

2008年のルーテル三鷹教会でのクリスマスの諸行事は以下のように予定されています。
皆様のお越しをお待ちしております。(※なお礼拝では自由献金が行われます。ご意志のある方はお捧げ下さい)

12/21(日)10:30 クリスマス主日礼拝
リラ・プレカリア講師キャロル・サックさんによるハープ演奏と三鷹教会聖歌隊による讃美)
       13:00 クリスマス祝会(食事会)

12/23(火・祝) 14:00-16:00 こどもクリスマス
(子ども向けクリスマス礼拝とゲームなど)

12/24(水) 19:00 クリスマス・イヴ・キャンドルサービス
(ろうそくの光のもとでの讃美歌・メッセージと、ソプラニスト高橋絵里さんによる独唱)